けっこうな頻度で耳にするけど、いまいち意味の分からない言葉って僕たちの生活に溢れていますよね?たとえば「こんなこと言う権利はわたしにはないけれど」という前置き。これっていったい何なんでしょうね?こういうことを言う人って、どんなスタンスを伝えたくてこういうことを言うんでしょうか?全く想像もつきませんが、こう宣言することで「お前にそんなこと言われる筋合いねぇ!!」と言われることを先回りして言い訳しているんでしょうか?う~ん、不可解です。。
多くの場合、「こんなこと言う権利はわたしにはないけれど」と言う後には何かしらのアドバイスや忠告(釘刺し)が来るんだと思いますが、そのアドバイスをするのはその人にとって越権行為だと自覚しているということになります。では、そのアドバイスをしても咎められない「正当な権利者」とは、どんな人間がいるんでしょうか?そのあたりが分からないんですよね。そもそも、人が誰かに何かしらのアドバイスを与えるというのに、正当な権利もクソもないと思うんですよ。だって、アドバイスや忠告というのは、相手のことを思ってなされるものであって、その相手のことを思うのに、どうして権利なんてものが要求されなくてはいけないのでしょうか?
病気を治してやりたいと思って、医師免許も何も持たないドブの素人がその人の腹をメスで裂いたら、そりゃあ逮捕されますよ。でも、日常の些細なアドバイスくらい、「権利」だなんて大それた言葉でうんぬんするもんじゃないはずです。こういう場合に「権利」だなんて言葉を使う方が、それこそ越権行為です。そんな軽々しく使う言葉じゃないでしょう。「権利」という概念を矮小化するだけですね。
どんどんアドバイスしてやればいいんですよ!アドバイスだけじゃなくて、目ざとい注意喚起だったり、いろいろあると思いますけどね、「こんなこと言う権利はわたしにはないけれど」なんて前置きなんてしないで、堂々と思っていることを相手にぶつけたらいいんです。そうじゃなきゃ、この世が「わたしには権利がないから...」といって自分の意見を表明しない人間で溢れてしまいますよ!!そんな社会って本当につまらないでしょうからね、「お前にそんなこと言われる筋合いねぇんだよ!」という反論だけはしたらいけませんね。そもそも、この反論だって、忠告の内容に対する反論じゃなくて、枠組みに対する非難であって、それはほとんど敗北宣言と同じようなもんですから。。